外反母趾

外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がり、「くの字」になる状態。 靴を変えても痛い。治し方が分からない。手術したくない。サポーターやサンダルを変えても痛い。 外反母趾矯正をしたいひとへ。

外反母趾とは

外反母趾とは、足の親指が小指側に変形し「くの字」になる状態。

外反母趾の原因

・ハイヒール

・遺伝

・あっていない靴を履き続ける

・靴下をいつも履いている

・足の親指の長さ長い（エジプト型・ギリシャ型・スクエア型のうち足の親指が長いエジプト型がなりやすい）

・靴下を一日中履いてる

など

院長自身も外反母趾でした

院長は足が29.0㎝あり、昔は27.5㎝の靴までしかなかったので、無理して小さい靴を履いていた。

（母も足が大きく、外反母趾だった）

外反母趾ひどくなり、モートン神経腫にもなった。

アメリカ・オレゴン州ポートランドにあるWSCCカイロプラクティック大学に研修に行った際、

ポートランドにあるナイキ本店でシューフィッターに測定してもらったら２９CM と言われた。

カイロプラクティック施術と靴下と靴を変えて改善できた。

外反母趾とカイロプラクティック矯正

外反母趾を改善するためには、まず関節の動きををよくする必要がある。

固着した母足指の塊をとるモビリゼーション。

外反母趾とテーピング

キネシオテーピングで外反母趾を引っ張る。

程度にもよるが1～2日間有効。

↑ここまでが当院でできること。

↓以下は靴屋や病院でできること

外反母趾と靴

ゆるい靴、広い靴ばかり履いていると親指の変形部分がすれて痛くなる。

なので正しい靴選びが必要。（シューフィッターに所に行って靴を選んでもらうこと）

・靴の幅が大事（幅広の靴を履くだけではダメ、足にフィットした靴を選ぶ）

1、足を浮かした状態で靴を選ぶこと

（足の幅は地面についているときのほうが幅広になるため）

→踵を浮かして脱げない靴を選ぶこと。

２、つま先の余裕がある靴を選ぶ

（ぴったりの靴だと足の可動に制限が出る）

→足の指が自由に動かせる靴を選ぶ。

３、踵の安定。

（外反母趾は踵が傾いていることが多いので親指が靴に当たる）

→踵がしっかりしている靴を選ぶ。

４、ヒモ靴を選ぶ

（足の甲と靴が密着して、一体感が増し、足が靴の中でずれにくくなる）

→靴ひもは踵をついて、つま先を挙げて靴ひもを結ぶこと。

今まで履いていた靴のサイズ＋1㎝でスリムタイプの靴を選ぶと痛みがないという人がいる。

靴を脱いでしまえば外反母趾は元に戻るので治ったわけではない。

外反母趾と靴下

普通の靴下は、足指をずっと内側へ圧迫する。

・必ず5本指靴下を履くこと。（足袋型の靴下でも可）

・5本指の靴もあるのでそれを履くとなお良い。

外反母趾と体操

体操①ホーマン体操（親指の付け根の外側にある腱をやわらかくする）

やり方→ヘアゴムを2重に束ねて左右の親指に引っ掛け、踵を使た状態で、左右の親指を外側へ開き5秒キープ×10回

（ポイントは親指に力を入れすぎず、気持ちよく伸びる程度）

体操②グーパー体操（親指の内側にある筋肉を鍛える目的）

やり方→足の指をしっかり開く×グーにする　これを20回ずつ　朝晩2回

改善の度合は外反母趾の程度によって違う。

軽度～中等度の人には効果がある。

外反母趾と装具

夜につける「トースプレッダー」はストレッチ効果がある。

つけたまま歩けない。

装具を付けてる間だけ外反母趾が治る。

外反母趾と中敷きサポーター

足底(挿)板という医療用中敷きを入れる。（オーダーメイドで技師装具士がつくる）

費用は保険が効いて1万円程度。

外反母趾の中程度まで有効。

外反母趾と手術

重度になれば手術する。

やり方は、第一中足骨を切って、針金で固定するのが一般的。

手術の翌日からリハビリが始まります。（約2週間の入院）

特殊なリハビリ靴を履く。

手術から一か月後に針金を抜く。

両足手術する際は、片足づつ1年間をあけてやる。

費用はデルモ手術の場合　片足3万円　入院２週間。