骨挫傷
骨挫傷とは
スポーツによる外傷や交通事故、関節同士がぶつかることなど外部からの衝撃が原因で骨内部に損傷をきたした状態です。
大きな力で骨が折れると完全骨折、骨折までいかない状態で骨にひびが入った状態を不完全骨折といいます。
不完全骨折までいかず、骨の内出血を起こしている状態が、『骨挫傷』です。
骨挫傷の診断方法
骨挫傷の検査 単純X線検査では検出できず、MRIが有力な検査となります。
思いがけず強い痛みが長引くときは、レントゲンを撮って骨折がありませんね、で済ませずMRI検査を検討する必要があります。
骨挫傷は直達外力や骨同士が衝突した部位において、MRIで地図状や境界が不鮮明な異常信号域として描出されます。
治し方
基本的に骨挫傷は骨の中の内出血なので、時間がたてば自然と元通りに回復します。
ただ、受傷直後は安静が望ましく、体重のかかるところなら松葉づえなどをついて、できるだけ局所の負荷を軽減することが早い治癒につながります。