糖尿病・高血糖と腰痛の関係
「高血糖」と「腰痛」には、医学的にいくつかの関連があります。特に糖尿病やその予備軍の方に多く見られる現象です。
◆ 高血糖が腰痛に関係する仕組み
1. 血流障害による筋肉のコリ
高血糖が続くと血液がドロドロになり、末梢の血流が悪くなります。
腰や背中の筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、疲労物質がたまりやすいため 慢性的な腰のこり・鈍痛 が起こります。
2. 神経障害(糖尿病性ニューロパチー=末梢神経障害)
長期間の高血糖は神経を障害し、腰や足に しびれ・灼けるような痛み・違和感 をもたらすことがあります。
坐骨神経痛と区別が難しいことも多く、「腰が痛いと思っていたら糖尿病の影響だった」というケースも珍しくありません。
3. 椎間板や靭帯の劣化
高血糖はコラーゲンやタンパク質を劣化させ、椎間板や靭帯が硬くなりやすくなります。
そのため、腰椎の動きが悪くなり 腰の可動域制限や痛み を引き起こします。
4. 炎症反応の促進
血糖が高い状態では体内で炎症物質(サイトカイン)が増えやすく
筋肉や関節に微細な炎症が起こり、腰痛を慢性化させる要因になります。
5. 体重増加と腰への負担
高血糖の方は肥満を合併していることが多く、体重増加により腰椎や椎間板への物理的な負担が増し、腰痛が悪化しやすくなります。
◆ 整体・カイロプラクティックでの対応
- 姿勢や骨盤の歪みを整えて、腰部の負担を軽減
- 腰周囲の筋緊張を緩め、血流を改善
- 神経圧迫を減らし、しびれや痛みの軽減をサポート
- ダイエットのサポート
ただし、高血糖が原因の場合は 食事・運動・内科的な治療と併用 が不可欠です。
✅ まとめ
高血糖は「血流障害・神経障害・組織の劣化・炎症・肥満」などを通じて腰痛と深く関わっています。
腰痛が長引く人の中には、実は高血糖や糖尿病が隠れていることも少なくありません。


