太宰府市の猛暑日の記録(2024年)

2024年夏、太宰府市の「猛暑日」(一日の最高気温35℃以上)記録は
日本国内で歴史的な記録を多数更新しました。


1. 年間猛暑日数の国内最多記録更新(2024年に累計62日へ)

  • それまでの記録は2023年の群馬県桐生市の累計46日(62-46=16日増加)
  • 9月5日、太宰府市で累計猛暑日47日となり国内歴代最多に 
  • 9月18日 、累計60日を突破
  • 最終的に累計62日目を記録し、桐生市の記録を大幅に更新 
  • その他の地域も2024年は大分県日田市で57日連続、熊本県熊本市で51日連続など

2. 猛暑日の連続記録(最長連続日数)【40日連続】それまでは岡山県高梁市の24日

  • 40日連続(7/19~8/27)の猛暑日を記録し、これも国内最長を記録
  • それまでの最長記録は岡山県高梁(たかはし)市(陣山):2020年に 24日連続(40-24=16日増加)

🔍 3. 特徴的な気象条件と背景

  • 太宰府市は周囲を山(宝満山等)に囲まれた盆地状の地形で熱が逃げにくく
    さらに「フェーン現象」の影響も受けやすいため
    高温が長引く地理的な特性があります 
  • 2024年は日本全国が高気圧に包まれた日が続き、特に西日本では異例の高温が長期間続いたため
  • 太宰府地域気象観測所 (アメダス)が2014年に移転し
    それまでの「とびうめアリーナ(太宰府市体育館)建設前の畑の中」→「3方を道路に囲まれた場所(大佐野)下の画像」に変更になったため?

参考までに

  • 夏日(なつび):最高気温が25℃以上の日のこと。
  • 真夏日(まなつび):最高気温が30℃以上の日のこと。
  • 猛暑日(もうしょび):最高気温が35℃以上の日のこと。
  • 酷暑日(こくしょび):最高気温が40℃以上の日のこと。
  • 熱帯夜(ねったいや):夜間の最低気温が25℃以上の日のこと。
  • 冬日(ふゆび):最気温が0℃未満の日。
  • 真冬日(まふゆび):最気温が0℃未満の日。